白板症の原因について

白板症の原因ははっきり分かっておらず、タバコの喫煙、過度な歯磨き、虫歯、ガンジダ菌、細菌などのはっきりした原因のあるものは白板症には分類されません。ただし、長期的、複合的ななんらかの刺激によってこの白板症が誘引されて発症しています。
白板症が発症する部位としては基本的に口腔膜内の舌、歯茎、頬の部分の粘膜、口蓋などがあげられます。これらの部位の粘膜が何らかの心覚えもないのに白色に変色している場合には白板症であることが考えられます。また基本的にこの病気は40歳以上の女性よりも男性に多い病気であるとされています。
白板症の症状について
白板症の症状としては、口腔粘膜が斑点で白色に変化したり、表面がしわ状になったり、またはいぼいぼ状になって現れるものがあります。また、赤色になって現れるものもあります。口腔粘膜が白色に変化している場合では痛みはありませんが、粘膜が赤色を伴った白板症であると痛みを伴います。
白斑のみでは痛むことはありませんが、紅斑が混在するものでは痛みを伴うようになります。長期に経過すると、白板症からがんが発生することもあります。これまでの日本の報告では、長期経過で白板症の8%程度に悪性化がみられています。
長期的にこの白板症が継続した場合にはガンになる可能性があります。ただし、白板症のほとんどはガン化する可能性は低いですが、一部にガン化する可能性の高いものもあります。ガン化する場合は細胞の並びに異常がある異形成があるとされ、異形成がない場合にはガン化することはありません。
白板症の治療について
原因が特定されていないために、白板症には予防法がありません。ただし、口腔内に刺激を与えるようなものがないかどうか日ごろから確認し、何か害を及ぼしそうなものがあればそれを控えることが重要です。
また、白板症ではガン化する可能性の高い異形成が起きている場合には治療する必要があるかどうかが非常に見極めやすいので早めに医師に診療しても浮ことが大切になります。そうすることで白板症の症状が悪化進行してしまうことを防ぐことができます。
なお、病変を切除するのが最も確実な治療法です。しかし、広範囲の病変では切除すると機能障害が出ること、白板症は一生もっていてもがんにならなければ、治療の必要は必ずしもないこと、また、白板症からがんになっても経過観察を定期的に行えば、極めて早期に対処することも可能であることから、以上を総合して患者さんにすべての可能性を話し、そのうえで、生検や切除を決めます。

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